外来で行う検査

心電図、加算平均心電計

心電図は、心臓の検査の中で最も一般的な、健診でも施行されるものです。
胸に6つ、両手両足に4つの電極と呼ばれるものを貼り付け検査を行います。心臓の収縮は電気の刺激で行われています。
心電図は、この体に張り付けた6つの電極でその心臓の電気信号をキャッチして波形として表示することのできる検査方法です。簡単に施行できる検査ですが、心臓のリズムや心臓の筋肉の変化をとらえることができるため、まずは心電図で大まかに心臓の状態を知ることから心臓の検査は始まります。もちろん心臓の病気をすべて検査することは出来ませんが、不整脈や心筋梗塞そして心筋症など様々な病気がこの心電図検査から診断もしくは推定することができます。
不整脈など、日によって変わるような疾患の検査をする際には、一度は正常な心電図であった場合でも何度も繰り返し検査することが重要になります。


加算平均心電図とは、通常の心電図ではとらえることが難しい微小な電気信号を、複数の心電図記録を足して平均しながらとらえる心電図検査の一つです。
この検査は、胸部など7か所に電極を貼り付けて検査を行います。
加算平均心電図では、傷んだ心臓の筋肉や不整脈発生の危険性などを評価することができます。




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